【人気記事】"絶対に挫折しないギターの始め方"シリーズ

3コードでコード進行理論の基礎を5分でマスター!【初心者OK】

コード進行理論の基本の基本を知りたい人


「音楽理論書を読んでもコード進行理論がよく分からない。

コード進行理論の基礎中の基礎を知りたい。

ダイアトニックコードの機能って何ですか?」

 

 

こういう疑問に答えます。

 

本記事の内容

  • 3コードでコード進行理論の基礎を5分でマスター!【初心者OK】
  • 3コードの3つのコードの機能とは?【超重要】
  • 実際のコード進行を弾いてみよう!

 

この記事を書いている僕は、ギター(音楽)歴30年ほど。

レッスンでは約60名の生徒さんに音楽理論や作曲理論なども教えています。

 

以前の記事、コード進行のパターンなんて知らなくてもイイです【イメージ作曲法】

では、作曲などでコード進行を作る時は

 

ダイアトニックコードを適当に好きなように並べて良い

 

と書きました。

 

作曲 コード進行 パターンコード進行のパターンなんて知らなくてもイイです【イメージ作曲法】

 

 

音楽は芸術ですので、何をどう表現しても間違いではありません。

空に浮かぶ雲を緑色で書いてもいいのです。

 

 

 

でもやっぱり、雲は白にグレーだと現実的で落ち着くよね

 

というように

いわゆるセオリー

 

こうしておけば間違いない

という安定のレールのような規範があります。

 

それが世に言う

音楽理論、コード進行理論

です。

 

規範のルールを知ることで

そのルール内で遊んだり

そのルールを破ったり

とさらに自由に表現できるようになります。

 

今回は、そのルール

音楽理論の基本である、コード進行理論の基礎を簡単に説明します。

 

飛び方は知っているけど、あえて飛ばずに歩く

という選択ができるようになります♪

 

 

 

※この記事は5分ほどで読み終わります

3コードでコード進行理論の基礎を5分でマスター!【初心者OK】

3コードでコード進行理論の基礎を5分でマスター!【初心者OK】

全てはダイアトニックコードから始まります

 

コード進行理論の全てはダイアトニックコードから始まります。

 

【音楽理論】ダイアトニックコードという神の無双ツールを使う!

の記事でダイアトニックコードを理解しておきましょう。

音楽理論 ダイアトニックコード【音楽理論】ダイアトニックコードという神の無双ツールを使う!

 

3コードを使ってコード進行理論の基本のキを始めましょう

 

今回の記事は、【コード進行】この世の全ての曲は3コードで弾ける!【音楽理論】

の記事の続編となります。

 

3コードとは何か?というのを先に理解しておいてくださいね。

【コード進行】この世の全ての曲は3コードで弾ける!【音楽理論】

 

3コードの3つのコードの”機能”とは?

3コードの3つのコードの”機能”とは?

ダイアトニックコードⅠ、Ⅳ、Ⅴの呼び名(音楽理論用語)

 

ここからはキーCのダイアトニックコードで説明します。

 

キーCのダイアトニックコードで3コードは

C=Ⅰ、F=Ⅳ、G=V

でしたね。

 

ここで、コード進行理論を説明する時にとても大切な用語を覚えましょう。

 

・Ⅰをトニック(表記は T)

 

・Ⅳをサブドミナント(表記は SD)

 

・Ⅴをドミナント(表記は D)

 

と呼びます。

 

キーCではトニックは何ですか?

と聞かれたら、キーCのトニックはCです

というふうに答えられれば音楽理論のテストでは100点です。

 

コードネームと同じような音楽理論の言葉なので、サラッと丸覚えでOKです。

 

そして、この トニック(Ⅰ)、サブドミナント(Ⅳ)、ドミナント(Ⅴ)はそれぞれ

コード進行を作る上での大切な機能を持っています。

それぞれのコードの特性、個性ですね。

 

なぜローマ数字で表すのか?
ダイアトニックコードでのコードの機能を説明する時は、Ⅰ、Ⅳ、Ⅴというようなローマ数字を使います。「Gはドミナントです」というと、確かにキーCの時はGはドミナントです。しかし、キーDではGはサブドミナントになってしまいます。このようにキーによって同じコードでも機能が変わってしまいます。その誤解を避けるためにローマ数字で一般化して表記することが多いのです。

 

トニック(T)の機能

 

では、トニックから説明します。

サクッとまとめると下記のとおり。

 

・キーである

 

・最終的に一番落ち着くコードである

 

・一番安定感のあるコードである

 

・始まりであり、終わりである

 

・TにもSDにもDにも進行できる

 

・人の状態でいうと「寝ている状態である」

 

なので

 

→ キーCの時はCがトニックです。

→ キーCの時は、Cで始まり、最後はCで終わる曲が多いです(そうじゃない場合ももちろんある)。

 

人は寝ている時が姿勢としては一番安定していて、脱力しています。

それ以上、楽な姿勢はないですよね。

なので、ある意味では「死」を表しています。

トニカ終止(トニックで曲が終わること)と呼び、宗教音楽的には死を意味します。

死は畏怖の対象ではなく、天に召されるという祝福です。

 

サブドミナント(SD)の機能

 

次にサブドミナントです。

多くの理論本での説明は下記のとおり。

 

・真ん中の中間的な存在

 

・TにもSDにもDにも進行できる

 

・人の状態でいうと「座っている状態である」

 

そして、これにプラスして一番大きな特性がコレ

 

Ⅳは大きく場面転換するときに使う

 

・「別の世界、別のキーに行った」と感じさせる

 

上記は、理論書などではほとんど書かれていませんが

実際の作曲や実践的な面でいうと、実はコレが一番大きい特徴です。

 

キーCの時は、楽曲を大きく展開&転換させたいときに F に進行します。

「あ〜、場面が変わったんだな」

と感じさせることができます。

 

 

ドミナント(D)の機能

 

そしてドミナントです。

音楽理論上、もっとも重要な機能です。

何も知らなくても、ドミナントさえ知っておけば、まず問題ないです。

 

・もっとも不安定な存在

 

・なので、安定を求めてトニック(T)に進行する

 

・D→Tの動きを「ドミナントモーション」という

 

・DからTに「解決する」という言い方をする

 

・人の状態でいうと「立っている状態」

 

・立っている=動き回るパワーがある、なので「コードを進行させる力」を持つ

 

・動き回るがゆえに不安定である

 

まとめると

ドミナントは不安定なコードなので、トニックに解決(進行)する

と覚えましょう。

 

キーCの場合は

G → Cの部分がドミナントモーション(解決)です。

 

実際のコード進行を弾いてみよう!

実際のコード進行を弾いてみよう!

完全にルールに従ったコード進行はコレ

 

では、先ほどのT、SD、Dそれぞれのコード機能を理解した上で

そのコードの機能にピッタリなコード進行をキーCで作ってみましょう。

 

ゆっきー

じゃ、最初は何のコードにするかな?
簡単じゃん!最初はトニックってさっき言ってたじゃん!だから C から!

りろっち

ゆっきー

OK!じゃ、次のコードは?
えっーと、、、寝てた人が急に立って動き回るのも変だから、まずは座るよな。てことはサブドミナントのFで!

りろっち

ゆっきー

いい感じだね。コード進行は4小節で一区切りにするのが良いんだよ。CーFときて、あと2つ並べようかな。何にする?
にゃらば、、、FからドミナントのGに行っちゃおうかな〜。そして、ドミナントはトニックに戻るから、GからCだ!コレで4小節できた!

りろっち

ゆっきー

すごい!完璧!

 

ということで

|C       |F         |G          |C          |

というコード進行ができました。

きちんとルールに従ってますね。

 

聞いた感じ、どうかな?

 

りろっち

まあ、よくある感じだし、聴きやすいけど、、、退屈でつまんないかな(オルタナ好きの俺としては)

 

そうですね。

現代の僕たちの感覚でいうと

もはや使いされ尽くしているコード進行なので退屈に聞こえます。

しかし、かつてのバロックやルネッサンスの古典クラシック時代では

コレこそが美しい〜!完璧な神の和音だ!

と、もてはやされました。

 

現代のポップスではルール無用です

 

なので、現代のポップスでは

 

・ドミナント(D)から曲が始まることもある

 

・必ずしもドミナントからトニックに進行する必要はない

 

・トニックの連続、サブドミナントの連続使用もあり

 

・サブドミナントで曲が終わることもある

 

という感じで、ルール無用です。

自由に感性のおもむくままコードを使って良いのです。

 

で す が・・・

 

冒頭で書いたように

 

ルールを知っているからこそ、ルールを破ることもできる

 

わけですので

美しく完璧なコード進行のルールを理解した上で

それをぶち破っていくのも、また美しい

という芸術が成り立つのではないかと思います。

 

 

 

まとめ

  • 3コードの3つのコードはそれぞれ重要な「コードの機能」を持っている
  • T、SD、Dの各コードの機能により、コード進行は作られる
  • ルールは完璧で美しく、そして、ルールから外れるのもまた芸術である

 

ということで今回は以上となります。

 

今回の記事は、音楽理論、コード進行理論の

最初の1歩であり全てです。

難しい音楽理論も全てここから始まっていきます。

そう考えればカンタンな気がしてきますよね。

 

興味を持った方は、さらなる音楽の世界へ踏み込んでいきましょう♪