
ダイアトニックコードをしっかりマスターしたい人
「ダイアトニックコードがイマイチ分からない。
C以外のキーでダイアトニックコードを弾くにはどうすればイイのか?」
こういう疑問に答えます。
本記事の内容
- 【音楽理論】キーGのダイアトニックコードを見つける方法【ギター】
- キーGのダイアトニックコードをギターで弾こう
この記事を書いている僕は、ギター(音楽)歴30年ほど。
プロとしてこれまで数多くの楽曲を作ってきました(ゆき プロフィール)。
音楽理論のレッスンもやってますが、ポップスのコード進行理論を理解するにはダイアトニックコードをしっかり理解しておくことが重要です。
はじめくん
ゆっきー
本記事を読めば、ANYキー(全てのキー)でダイアトニックコードを探せるようになります。
ダイアトニックコードって何?という方は、先に【音楽理論】ダイアトニックコードという神の無双ツールを使う!の記事も参考にしてください。

※この記事は5分ほどで読み終わります
もくじ
【音楽理論】キーGのダイアトニックコードを見つける方法【ギター】
では、キーGのダイアトニックコードを見つけてみましょう。
手順は下記のとおり。
① Gメジャースケールの音を並べる
② それぞれのルートのコードタイプを決定する
→→ 実際にギターで弾いてみる
1つずつ説明します。
① Gメジャースケールの音を並べる
最初にGメジャースケールの音を並べましょう。
メジャースケールの音の並びは 全全半全全全半 なので、Gから並べると
G A B C D E F#
になります。
ん?ちょっとよく分からないぞ、という方はCメジャースケールから導かれる音楽の究極公理2つを知ってますか?【ギターレッスン】の記事を参考にしてくださいね。

② それぞれのルートのコードタイプを決定する
今並べた G A B C D E F# は、Gの7つのダイアトニックコードのルートになります。
あとは、それぞれのコードが
メジャーなのかマイナーなのか、コードタイプが分かればダイアトニックコードの完成!
ということですね。
【音楽理論】ダイアトニックコードという神の無双ツールを使う!の記事内で
Cのダイアトニックコードは下のようになると解説しました。
この法則を別の言い方をすると下のとおり。
▼法則1
ダイアトニックコードの
・1番目はメジャー
・2番目はマイナー
・3番目はマイナー
・4番目はメジャー
・5番目はメジャー
・6番目はマイナー
・7番目はディミニッシュ
Gのメジャースケールの音を並べたものに
上記のルールにしたがってコードネームをつけると
G A B C D E F#
↓
G Am Bm C D Em F#dim
これでGのダイアトニックコードの完成です!
先ほどの法則1はローマ数字とコードシンボルを使って下のように表されます。
Ⅰ Ⅱm Ⅲm Ⅳ Ⅴ Ⅵm Ⅶdim
読み方は
イチ メジャー・ニ マイナー・サン マイナー・ヨン メジャー・ゴ メジャー・ロク マイナー・ナナ ディミニッシュ
です。
今後、音楽理論を理解するのにとても重要なので覚えておきましょう。
キーGのダイアトニックコードをギターで弾こう
では、実際にGのダイアトニックコードをギターで弾いてみましょう。
手順は下記のとおり。
① 6弦のみを使ってGメジャースケールを探す
② 6弦ルートのコードフォームを使ってダイアトニックコードを弾く
順番に見ていきましょう。
① 6弦のみを使ってGメジャースケールを探す
まず、6弦のみでGメジャースケールを探します。
6弦は開放弦がEなので、3フレットがGになりますね。
6弦上のGメジャースケールがなぜこうなるのか?
ピンとこない方は【ギターとピアノ】半音全音ってきちんと説明できますか?【それは宇宙】の記事も参考にしてください。
② 6弦ルートのコードフォームを使ってダイアトニックコードを弾く
Gのダイアトニックコードは
G Am Bm C D Em F#dim
なので、6弦ルートのバレーコードフォームを使って弾いていきましょう。
コードでドレミファソラシド♪と弾いてるように聞こえましたか?
並行移動していくだけなのでシンプルですね。
まとめ
- あるキーのダイアトニックコードを見つけるには
- まずは、そのキーのメジャースケールの音を思い浮かべて
- ギター指板上でルートを見つけたら
- ダイアトニックの法則1を使ってメジャーorマイナーorディミニッシュで弾いていく
ということで今回は以上となります。
慣れてくると、上のまとめの手順のように、そのまま直接ギターで弾いていくことができるようになります。
いろんなキーでダイアトニックコードを弾いてみましょう♪