【人気記事】"絶対に挫折しないギターの始め方"シリーズ

高いギターは良い音ですか?に答えます【初心者で一番多い質問】

高いギターは良い音なのか

ギターの音の良し悪しがよくわからない人
「高いギターほど良い音がするんですか?安いギターは悪い音なんですか?」

 

 

こういう疑問に答えます。

 

本記事の内容

  • 高いギターは良い音ですか?に答えます【初心者で一番多い質問】
  • 【結論】高いギターは良い音がします
  • 良い音=雷の音です【好き嫌いではない】

 

 

先日こういうツイートをしました。

 

 

僕がこれまで生徒さんから質問されたことで、一番多い質問が下記です。

 

高いギターはやっぱり良い音がするんですか?

 

この質問は非常に答えにくいのです。毎回 ^^;

 

なぜ答えにくいのか?

実際、高いギターは良い音なのか?

安いギターは悪い音なのか?

 

この記事を書いている僕はギター歴30年、プロ活動18年。

これまで高いギターも安いギターも弾いてきましたし、レコーディングでスタジオで録音してきました。

 

さっきの引用ツイートですでにネタバレしてますが、結論を先に書くと

 

高いギターは良い音ですか?

はい。その通りです。

 

 

この記事を最後まで読んでもらえると、ギターの音の良し悪しについて、自分なりの答えを持てるようになります。

 

では、見ていきましょう♪

 

 

※この記事は3分ほどで読み終わります

 

高いギターは良い音ですか?に答えます【初心者で一番多い質問】

高いギターは良い音ですか?に答えます【初心者で一番多い質問】

「高いギターは良い音ですか?」という質問は曖昧

 

僕がこの質問に答えにくい理由は下記の通りです

 

何をもって「良い音」とするのか、質問者と僕の間で「共通理解」がない

 

・良い音は存在するが「良い音で演奏できるかどうか」はその人次第

 

・良い音は存在するが「質問者が良い音を”良い音”と認識できるか」はまた別の話

 

いきなり哲学の話みたいになって、スイマセン。

 

しかし、この「高いギターほど良い音がしますか?」という質問は、

かなり感覚的な話になるのは確かです。

 

 

いくつか感覚に関係するお話を書きますので、お付き合いください。

 

 

100万越えのアコギを買った初心者生徒さんの話

 

以前、僕の生徒さんで、100万以上する高価なアコギを購入された方がいました。

レッスンで早速そのアコギをもってきてくださり、弾かせてもらいました。

 

生徒さん:「先生、どうですか?良い音がしますか?

 

 

僕:「やっぱりイイっすね!これは素晴らしい!」

 

 

生徒さん:「あ〜、良かったぁ〜〜!やっぱり良い音なんですね〜(ほっ)」

 

なんか、変な会話ですよね笑。

 

そうです。

その生徒さんは、その100万で購入したギターが良い音なのか悪い音なのか、分からずに購入していたんです。

 

意外と、、、あるある話なんです。

 

こうなるともう信念の領域の話になります。

その生徒さんは、僕が言った「良い音ですよ!」という言葉を信じて(実際そのギターは素晴らしい音でした)

このギターは良い音なんだ!という信念のもとに、ずっとそのギターを弾いていくでしょう。

 

 

 

なにこの話

宗教なの?

 

 

 

と、思われる方もいるかもしれませんが

そうやって、信じてギターを弾き続けていくことで、本当に良い音になっていく

ものだったりします。

 

結構、本質です。

 

 

「高い食材を使った料理」は「美味しい」ですか?

 

名のある有名な料理人が、高級食材を使って料理を作ると、その料理の値段は上がります(当たり前)。

 

・食材自体の希少性、価値

 

・料理人の知名度、腕

 

上記よって料理の値段は決まってきますよね。

 

ですが「美味しいか、マズイか」は、別の話です。

 

そして「美味しさにレベルがある」とすれば、

一番高いレベル10の美味しさ、を共有できるのは

レベル10の味を判別できるだけの素晴らしい舌を持った達人同士だけである

ということです。

 

超ハイスペックなパソコンを買えば、めっちゃ仕事がデキるようになりますか?

 

もう答えるまでもないかもですが

使う人次第

ですよね。

 

ハイスペックなパソコンである、という事実と

あなたが仕事ができる、という事実の間には、何の関連性もありません。

【結論】高いギターは良い音がします

【結論】高いギターは良い音がします

どうでしょうか?

少しイジワルな例も書いてみましたが、何となく伝わったのではないでしょうか。

 

じゃあ、なんだ、、、

 

結局シロウトには良い音かどうかなんてわかるわけないし

 

良い音を良い音と感じるかどうかは、達人並みに上手くなったらわかる、ってことなの?

 

良い音って、そもそも、感覚だけの話なの?存在するの?

 

そうです。

初心者の方は落ち込むかもしれませんが、それが事実です。

 

良い音かどうかは、長年の経験、様々な比較を通して「耳が肥えたら」判断できるようになります。

 

 

ただ、安心してください。

 

良い音というのは確実に存在します。

 

そして、揺るぎない事実として

 

高いギターは良い音がします

 

なので、先ほどの「100万円ギターの生徒さん」の話ではないですが

もし、ギターの音がよく分からないままに高いギターを買ってしまった初心者の方

 

 

 

安心してください。

 

 

 

あなたのギターは良い音がしています

 

今はわからなくても、そう信じてそのギターを弾き続けることが大切です。

 

ギターの音は良い音ですが

今はまだ、実力的に良い音が出せないし

 

たまたま良い音が出せたとしても

それを「良い音だ」と認識する耳が育っていないので再現性がない

ということです。

 

 

いつの日か

そのギターのポテンシャルを100%引き出せるだけの腕前と耳をあなたが身につければ良い

だけの話です。

 

 

なぜ、高いギターは良い音なのか?

 

じゃあ、なぜ高いギターは良い音がするのか、というと下記の通りです。

 

ギター本体、ネックの木材が質の良いものが使われている

→弦振動が綺麗にボディに共鳴して響く

 

1つ1つのパーツを腕の良い職人が、丁寧に組み上げている

→弦振動を逃さないように響き方が計算されている

 

ビンテージの場合は本体の木材がしっかり乾燥している

→ボディ全体が鳴っているので音が響く

 

上記の要素によって、ギターの価格は上がります。

 

そして、価格が上がった分

より良いパーツを より腕の良い職人が仕上げているので→音が良い

という結論になります。

良い音=雷の音です【好き嫌いではない】

良い音=雷の音です【好き嫌いではない】

「良い音」というのは存在します

 

いろんなサイトを見ていると、いろんな意見があって面白いです。

良い音、悪い音という概念自体、そもそも存在しない

好きか嫌いか、ただそれだけだ

なので、あなたが好きな音=良い音、とあなたが決めればいい

 

確かに、哲学的な考え方としては一理あります。

僕も最初に書いたように、最終的には感覚的な話にはなります。

 

同じレベルの耳、という共通感覚を持った人同士でしか、この音は良い音だ、と言えない。

しかし、その同じレベルの耳、という事実すら、何を根拠に決めているのか。

 

という、もうこれは古典哲学の領域の話になってしまいます。

 

じゃあ、良い音、というのは概念自体存在しないのか

というと、普通に考えればそんなことはありません。

 

 

高級スピーカーとiPhoneのスピーカーはどちらの音が良いですか?

 

はい、当然ですが

高級スピーカーの方が音が良い、ですよね。

100人中90人は、そう答えるでしょう(10%は多分ユニークな思考の方もいます)。

 

良い音という概念がなければ

スタジオのレコーディングエンジニアという仕事も成立しません。

 

 

良い音の定義

 

では、何をもって良い音とするのか、というと下記の通り

 

・中低域がしっかり出ていて、ふくよかな豊かな音

 

・高音の倍音成分もしっかり出ていて、耳に心地よい音

 

・特定の帯域にピークがなく、大きな音量でもうるさく感じない音

 

どんな音をイメージしますか?

 

簡単にいうと

自然界の音です。

 

風のうなり

 

木々のざわめき

 

小鳥のさえずり

 

海の波音

 

川のせせらぎ、滝の轟音

 

優しい雨音

 

激しい雷、稲妻

 

どんなに大きな音だろうと、うるさくなく、耳に心地よい音です。

 

僕は個人的には、ゴロゴロという雷の音が大好きでして、あんなに良い音響は人間は再現できません。

雷は地球最大のライブ音響

とさえ思っています。

 

そして、そういう耳で、アコギの音やエレキのアンプの音

ドラム、ベース、ピアノ、いろんな楽器の音を聴くと

 

「太い音だな」とか

 

「ミッドがちょっときついかな」とか

 

「ハイが抜けてないな」とか

 

「全体的にバランスが良いな」とか

 

を判断して、良い音なのか悪い音なのか、を決めるんですね。

 

そして、楽器演奏だと

演奏中にリアルタイムで自分の出音を聞いて、タッチで音色をコントロールする

ということを自然とやっています。

まとめ

  • 高いギターほど良い音がします
  • 安いギターは悪い音です
  • 高いギターでも良い音を出すには、腕前が必要です
  • 安いギターでも、腕が良ければ良い音が出ます
  • 良い音かどうかを判断するには、耳の経験が必要です
  • 良い音とは自然界の音です
  • 自分のギターを「このギターは良い音だ」と信じて演奏することが大切です

 

ということで今回は以上となります。

 

自分のギターの音、そして他人のギターの音

音をどう聴くか、どう聞こえているのか

というのは、共通理解のない、ある意味閉ざされた

その人にしか分からない個人的な経験

です。

 

その中で、試行錯誤して、悩んで、経験を積んで

「あぁ、なんて良い音だ。良い音楽だ」

と人に伝えることができたら、それは

物理的な世界を超越した、素晴らしい感覚の共有

というありえない幸せな体験になると思います。

そして、それこそが、音楽をやる意味だと僕は思っています。