コードネームの仕組み、意味を知りたい人
「コードネームってややこしくて苦手…。どういう仕組みになってんの?。仕組みを知って自分でもコードフォームを作りたい!音楽理論も少し知りたいなぁ…」
こういう疑問に答えます。
本記事は下の記事の続きです。
まだ見てない方は先に読んでいただくとより理解が深まります。

本記事の内容
- 【ギター】コードネームの仕組みを知ろう!Part2【音楽理論】
- コードネーム中に使われる英語とは?
- 右上の ( ) は追加のテンション
- 補足:/(スラッシュ)、オンコード(オンベース)の意味
この記事を書いている僕は、ギター(音楽)歴30年ほど。現在約60名(これまで約300名)の生徒さんのギターレッスンをしています。ギタリスト・アレンジャーとしてのプロ経験をもとに、実践に必要な音楽知識のみをわかりやすく説明します。
ここでも ルートは C で説明していきます。
では実際に見ていきましょう!
※この記事は3分ほどで読み終わります
もくじ
【ギター】コードネームの仕組みを知ろう!Part2【音楽理論】
まずは前回のおさらいです。
下に書いているコードはメジャーですか、マイナーですか?
(1)A#
(2)Fm9
(3)C13
(4)B♭mM7
(5)DM7
(1)メジャー(2)マイナー(3)メジャー(4)マイナー(5)メジャー
どうでしょうか?結構シンプルなルールですよね。
では、次を見ていきましょう♪
コードネーム中に使われる英語とは?
コードネームには4種類の英単語の省略形が入るものもあります。
どういう意味なのか?何度の音を加えるのか?順に見ていきましょう。
dim(ディミニッシュ)
ディミニッシュと読みます。
Cdim だったら「シーディミニッシュ」ですね。
コード構成音(コードトーン)は以下のようになります。
Cdim = R + m3 + ♭5 + 6
( C + E♭ + G♭ + A )
おどろおどろしい響きになるのが特徴です。m3 が入ってるからマイナー系コードなのかな?、と思いきや♭5が入ってます。
以前の記事で ”全てのコードはメジャーかマイナーに集約される” と書きました。
ですので Cdim ≒ Cm なのかな?と思う方もいるかもしれませんが…
Cdim ≒ B7 になります。
この辺りはまた機会があれば記事にします。
ギターでディミニッシュコードの押さえ方は下記の記事をみてくださいね♪

aug(オーギュメント)
次は、オーギュメント ですね。
コードの中の5度を半音上げてくださいね〜
という指定です。ですので、コードトーンは以下のようになります。
Caug = R + M3 + #5
( C + E + G# )
シンプルですね。aug の後に数字が付く場合がありますが、付く数字は 7のみです。
Caug7 = R + M3 + #5 + 7
( C + E + G# + B♭)
add(アド)
後ろに続く数字の度数の音を加えてくださいね〜
という指定ですが、、、
addの後には 9 しかつきません。なので add9(アドナインス)だけ覚えてればOKです。
Cadd9 = R + M3 + 5 + 9
( C + E + G + D )
ん、、、ということは、、、
C9 と Cadd9 は違うコードってことですね?
はい、その通りです。
こんがらがってきた方は下の記事に戻ってみてください。

sus(サス)
ラストは sus です。suspended 保留してください、という意味です。
一番よく出てくるのは sus4(サスフォー)です。
コードトーンは以下の通り。
Csus4 = R + 4 + 5
( C + F + G )
3度が入らないコードが出てきました。3度が入らないコードネームには他に omit3 などもありますが、ほとんど使われないので sus4 を覚えていれば大丈夫です。
右上の( )は追加のテンション
さて、最後に( )が付く場合を見ていきましょう。これもルールとしては簡単です。
入る数字は ♭5、#5、9、♭9、#9、11、#11、13、♭13 の9種類
これらの数字(度数)の音はテンションと呼ばれます。
R、3度、5度、7度はメインのコードトーンですが、テンションというのは「さらに追加したコードトーン」という理解でOKです。様々な組み合わせがありますので、一部を書きますが、基本的には( )の度数の音を加えるだけです。
Cm7(♭5) = R + m3 + ♭5 + 7
( C + E♭ + G♭ + B♭)
Cm7(9,11) = R + m3 + 5 + 7 + 9 + 11
( C + E♭ + G + B♭+ D + F )
C7(#9,13) = R + M3 + 5 + 7 + #9 + 13
( C + E + G + B♭+ #D + A )
など
補足: /(スラッシュ)、オンコード(オンベース)の意味
ここまで理解できたら、もうコードネームに関してはカンペキ!どんなコードでも「わかる!理解できる!」ということが大切です。
最後に上図のようなコード表記を解説します。
ベース音(最低音)を指定
例えば C/G または ConG(どちらもシーオンジーと読みます)これは
コードは C だけど、ベース音は G にしてくださいね〜
という指定です。
コード C ならばルートはCなので、例えばバンドのベーシストは普通は C音を弾きますね。ですが、楽曲の前後の流れやアレンジ上の響きで「ベースはG音にしたい」場合はこういうオンコード表記にします。
とはいえ、ギターでこういうコードを弾くとき、パッと見でベース音だけ変化させるのは慣れないと難しいです。その場合は”ベースは無視してスラッシュの左側のコードのみ”弾きましょう。バンドではベースが弾いてくれるので問題ないし(笑)、アコギ弾き語りでもそこまで違和感はないでしょう。
まとめ
- dim、aug、add、susも単にコードトーンが変化するだけ
- ( )は追加のテンションで、音を加えれば良い
- /(スラッシュ)はベース音の指定。ギターは無理して弾かなくても良い
ということで今回は以上となります。
コードの意味を理解することは、音楽全体を理解すること
ひいては、作曲やアレンジ、ギターの演奏にも大変役立つので、時間をかけてゆっくり覚えましょう!