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【アコギ弾き語り】オンコードを省略しても良い理由【初心者】

ギター オンコード 弾き語り

オンコードが弾けない人「オンコードって何ですか?押さえ方がわからない…。見ると手が固まる…。どうすればいいんでしょうか?」

 

 

こういう疑問に答えます。

本記事の内容

  • 初心者の時は、アコギ弾き語りでオンコードを弾かなくても良い理由
  • 省略しない方がいい4つのオンコード
  • 自己流で思いついてしまったら?

この記事を書いている僕は、ギター歴30年ほど。これまで何千曲とポップスを弾いてきました。

その経験をもとにオンコードを簡単にするコツをお伝えします。

では実際に見ていきましょう♪

※この記事は3分ほどで読み終わります

【アコギ弾き語り】オンコードを省略しても良い理由【初心者】

初心者の時は、アコギ弾き語りでオンコードを弾かなくても良い理由

まず結論ですが、初心者のうちはオンコードはすべて無視してOKです。

どう無視するのかというと、例えば、C/DConG  というコードネームが書いていたら

左側の Cコードのみ弾けば良い

です。

なぜ、そういう省略をしてもいいのか?理由があります。

オンコードはバンドでこそ重要な意味をもつ

オンコードが必要な場面、一番効果がわかりやすいのはバンドサウンドの時です。

オンコードは別名オンベースと呼ぶように

コードの一番低い音=ベースを右側に書いてる音にしてくださいね

という指定です。

なので、バンドの場合、ギターは左側のコード(和音)/ ベースは右側の指定音

をそれぞれ弾くことで、全体のサウンドがすごく様々に変化します。コードネーム表記の意味の詳しい解説は下の記事も参考にしてください。

ギター コードネーム 音楽理論【ギター】コードネームの仕組みを知ろう!Part2【音楽理論】

オンコードを覚えた方が良い時期

オンコードはバンドサウンドの時に一番効果があります。ならば、アコギ弾き語りも「一人バンドサウンド」と言えますね。

初心者でアコギを弾き始めて、弾き語りスタイルを目指す場合は、どのくらいの時期からオンコードを無視せず覚え始めた方が良いのでしょうか。

1〜3ヶ月目
基本的なコードを覚える
C、G、Am、Em、Dm、Fコードなど
3〜6ヶ月目
右手のストロークを覚える
8ビートストローク
6〜10ヶ月目
とにかく曲を弾く
8ビート中心にキーCとGの曲を弾きまくる
12ヶ月目以降
原曲との少しの違いに気付き始める
オンコードを意識して弾き始める時期←ココ

上達の早さは人それぞれですので、一つの例ですが、だいたいこういう順番です。これでもかなり早く上達した場合ですので、実際にはもっとゆっくりでもいいと思います。

アコギでオンコードが必須の演奏スタイル

自分の目指しているスタイル(弾き方)によって、最初からオンコードを覚えた方が良い場合もあります。

基本的には、初心者のうちはなかなかハードルが高いスタイルばかりですがあげておきますね。

指弾き(フィンガーピッキング)

・アルペジオ全般

・ボサノバ風スタイル

・スラム奏法

・ソロギター

ピック弾き

・カントリー風2ビート

・ジャズ4ビート

省略しない方がいい4つのオンコード

省略しない方がいい4つのオンコード

「初心者のうちはオンコードは全て省略しても良い」のですが

できればこれだけは最初から覚えてた方が良いオンコード

4つあります。

コードの機能に関係することなので、ここでは詳しい説明はしませんが、丸覚えしましょう♪

キーがCのとき

覚えた方がいいオンコード 

この2つだけです。ほぼ同じコードフォームですね。初心者のうちは押さえにくいフォームですが覚えてしまいましょう。

キーがGのとき

覚えておいた方が良いオンコード

この2つだけです、が同じフォームですね。

自己流で思いついてしまったら?

自己流で思いついてしまったら?

こういう場合もあるかもしれません。

自分で適当に弾いていたら、下のような感じのイントロ?間奏?みたいなものを思いつきました。

自己流で思いついてしまったら

イイ感じのリフができた〜!でもコードネームって何になるの?

コードネームにこだわらなくてもいいんです。自分で「Dがズレるリフ」とかいう感じで覚えておきましょう

正確なコードネーム表記は

|D        |F/D      |E/D      |E♭/D      |

となります。

”普通と違って何だかちょっとかっこいい”というコードはオンコードの場合が多いです。なので自分で適当に弾いてると結構こういうことがあると思います。音楽というのは基本「何でもあり」、カッコよければ、気持ちよければイイという芸術です。コードネームや音楽理論というのは、その”かっこよさ”を説明するための後付けの理屈ですよね。

なので、一人で弾き語りをする際に、上のコード進行のコードネームがわからなくても全く問題ありません。バンドでギターが自分だけの場合も「ベースはずっとD弾いといてね〜」とお願いすればOKです。ギターが2人いたりピアノやシンセも入る場合は意思疎通の手段としてコードネームというのは便利ではあります。

まとめ

  • 初心者の時はオンコードは全て無視してOKです
  • とはいえ、覚えておいた方が良いオンコードは4つあります
  • 余裕があれば徐々に覚えようかな、ぐらいの感じで大丈夫です

ということで今回は以上となります。

初心者の頃は、譜面にオンコードが書いてあると「うぅ、わからない」と手が止まりますよね。まずは全く無視しちゃいましょう。バンドでやる場合はベーシストにまかせちゃいましょう。

気楽に楽しく曲を弾いていきましょう〜♪