
弾き語りのコードが普通すぎてつまらない人
「一通りのローコードは覚えたんだけど、いつもそればっかりじゃつまらない。
初心者でもできるちょっとした技とか、キレイに聞こえるコードが知りたい!」
こういう疑問に答えます。
本記事の内容
- アコギ弾き語りが変わる!綺麗で美味しいオープンコード【キーC編】
- キーCのカノン進行でトップノートG音ペダルを駆使する!
この記事を書いている僕は、ギター(音楽)歴30年ほど。
ギターレッスンでは現在60数名の生徒を教えています。
生徒さんの約6割の方が初心者でアコギ弾き語りをしたいということでギターを始めます。
先日こういうツイートをしました。
アコギ弾き語りで、ローコード
— ゆき@ギターレッスンテキスト無料公開中🎸 (@manic_lab) July 10, 2019
CーG/BーAm7
というよくあるコード進行。
なんかつまんないな〜と思ったら
・3つのコード全部「1弦3F」を加えて、トップノートペダル
にしてみましょう🎸
結構新鮮な響きに感じるはず。
その後に Emー Fと続くのも同じくトップGペダル(FはFadd9になる)にしてみると👍
初心者の方でも1年も経つと、大抵のローコードを使った曲は弾けるようになります。
はじにゃん
ゆっきー
今回は、アコギ弾き語りではよく使うキーCの曲のコード進行を題材に
ちょっとの工夫で、美味しくてキレイで、他の人と差がつけられるローコードの使い方をマスターしましょう♪
※この記事は3分ほどで読み終わります
もくじ
アコギ弾き語りが変わる!綺麗で美味しいオープンコード【キーC編】
キーCの時に主に使うコード【ダイアトニックコード】を確認しよう
キーCの時に出て来やすいコードたち
といえば、キーCのダイアトニックコードです。
下記の7つです(Ⅶのみ4和音)。
ダイアトニックコードの詳しい解説は【音楽理論】ダイアトニックコードという神の無双ツールを使う!も参考にしてください。

コードをちょっと変化させる隠し技!
コードを少し変化させるために簡単に使える技があります。
CやAmで1弦3Fを小指で押さえてコードの音の雰囲気を変えれます。
Cはコードネームそのまま。
AmはAm7になりますが、Amの代わりに使えます。
このコードフォームを使うことで
|C |G |Am |〜
というコード進行で、1弦3FのG音をキープしたままコードチェンジができます。
こういう風にコード進行の中で特定の音をキープすることを
ペダルと言います。
この場合は、コードの中の一番高い音(トップノート)をペダルでキープしてるので
トップノートペダルといいます。
キーCのカノン進行でトップノートG音ペダルを駆使する!
カノン進行とは?
カノン進行というのは、コード進行の定番の形に付けられた名前です。
クラシックの名曲「パッヘルベルのカノン」という曲のコード進行を元にしてます。
古くからJ-POPで定番のコード進行になっています。
キーCのカノン進行は下記のとおり。
||: C G |Am Em |
|F C |Dm G : ||
Cのカノン進行を実際に弾いてみよう!
まずは上記のカノン進行を今まで通りのローコードで弾いてみましょう。
通常のカノン進行を1小節ごとのコードチェンジにして8小節にしてます。
これだけでも結構いい感じですよね。
まずはこの進行をスムーズに弾けるように練習しましょう。
キーCのカノン進行をオシャレに弾いてみよう!
では、このカノン進行で使うコードをオシャレに変化させましょう。
それぞれのコードを1弦3FのG音をペダルノートにしてみると下記のようになります。
トップノートをGに固定することで、かなりオシャレな雰囲気に変わりますね。
FはFadd9、DmはDm11になります。
まとめ
- カノン進行を使った曲は山ほどあります
- 毎回同じコード進行弾いてると飽きてくるし、他の人との差別化もできません
- トップノートペダルを使ってオシャレな響きで弾き語りを楽しみましょう
ということで今回は以上となります。
弾き語りや歌伴奏でどんどん使ってみて、コードの変化を楽しんでくださいね♪