ギターの5弦の音が覚えられない人
「ギターの指板の5弦の音がパッと分かりません。
何か覚えるコツはあるんでしょうか…」
こういう疑問に答えます。
本記事の内容
- 【完全保存版】ギター指板の5弦の音を圧倒的スピードで覚える方法
- ギター指板の音を覚えるのが先か?曲が先か?【マインド】
この記事を書いている僕は、ギター(音楽)歴30年ほど。
ギターの指板の音は早く覚えるほど、ギターコードやスケールなどを理解するのに役立ちます。
特に6弦と5弦の音を覚えていると
バレーコードが圧倒的に弾けるようになります
バレーコードというのは FやBmのことですが、ギターのコードの知識は下記のように順番に覚えていきます。
1、オープンコード(ローコード)
2、バレーコード ← ここまで覚えればほぼ全てのコードが弾ける
3、テンションコード
4、コードの転回形
5、クローズドヴォイシング
3以降はエレキギターでギターアレンジなどをするくらいの知識レベルでして
弾き語りなどでは、2までの知識で10年は楽しんで弾いていけます。
そのバレーコードをマスターするために、6弦と5弦の音を覚えるのが必須になります。
この記事では、どのようにすれば6弦5弦の音を効率的に覚えられるのか説明します。
※この記事は3分ほどで読み終わります
もくじ
【完全保存版】ギター指板の5弦の音を圧倒的スピードで覚える方法
ギター指板の6弦の音を覚えてますか?
まずは6弦の音を覚えましょう。
【完全保存版】ギター指板の6弦の音を圧倒的スピードで覚える方法の記事を先に見てください。
【完全保存版】ギター指板の6弦の音を圧倒的スピードで覚える方法
まずは5弦開放弦の音=Aを覚える
5弦開放弦=A は音楽の基本です
レギュラーのチューニングの開放弦は下記のとおり。
3Fと8Fの音を覚える
では5弦の音を覚えていきましょう。
と言っても、すでに6弦の音を覚えているなら簡単です。
基本的な考え方は同じです。
ポジションマークを利用して覚えていきます。
ポジションマークとは通常ギター指板の3、5、7、9、12Fにある白い丸印のことです。
下図のように3Fと9Fのポジションは2フレット分の空きがあるので見つけやすいです。
9Fではなく、8Fの音を覚えます。
3F=C、8F=F
ですね。
2Fと5Fの音を覚える
3F=Cの周りを覚えましょう。
3Fから見て
半音下の2F=B
全音上の5F=D
ですね。
7Fと10Fの音を覚える
8F=Fの周りの音を覚えます。
8F=Fから見て
半音下の7F=E
全音上の10F=G
12Fは開放弦と同じ=A
ですね。
ギター指板の5弦のCメジャースケールの音
これで5弦上のCメジャースケールの音がわかりましたね。
6弦の音も入れてみるとこうなります。
順番に少しづつ覚えていけば大丈夫です。
3Fは6弦Gの下が5弦C
8Fは6弦Cの下が5弦F
という感じで
フレットごとに縦の関係も覚えると、演奏するときに凄く役立ちます。
5弦のその他の音
5弦のその他の音も下のとおりです。
半音上=#(シャープ)
半音下=♭(フラット)
ですね。
ギター指板の音を覚えるのが先か?曲が先か?【マインド】
これは間違いなく曲を弾くことが先です。
物事をまとめるのが好きな人がハマる罠
先ほどの、音名を書いた指板図ですが
ノートに書き出したりしてはいけません
実際のギター指板を見て想像するようにしましょう。
そして、自分の好きな曲を100曲は弾きましょう。
すると、いつの間にか覚えてるはずです。
僕はこれまで350名以上をギターレッスンで教えてきましたが
特に大人の男性の方に多いのですが
こまめに覚えるべきことをノートなどにまとめる方がいらっしゃいます。
そういう方は残念ながら100%指板の音を覚えることができません
まとめグセがついてしまって
ノートに書いた時点で安心してしまい、実際の指板を見ても全然覚えていない
という状態になりやすいです。
ノートに書くくらいならば、ギター指板に音名シールを貼りましょう
そのほうが実際のギター指板上で覚えることができます。
ギター指板の音を覚えるためにシールを貼るのってアリ?【初心者】の記事を参考にしてください。
ギター指板の音を覚えるためにシールを貼るのってアリ?【初心者】
ギターは机の上での勉強ではなく、実際に弾くことでしか上達しません。
上から目線でスイマセン、、、。
でも、経験からの事実のみを お話ししています。
まとめ
- 5弦上のCメジャースケールの音、2、3、5、7、8、10フレットの音を覚える
- それ以外の音を覚える
- できれば、6弦の音との「縦の関係」も覚える
- 音の並びはノートに書かず、指板上に想像して覚える
- 曲を100曲弾きましょう
ということで今回は以上となります。
ギター指板の6弦と5弦の音を覚えた先に広がるのは
どんな曲でもどんなコードでも弾ける素晴らしい世界
が待っています。
ここが頑張りどころなので、くじけずに楽しんでギターを弾いていきましょう♪