
ギターのFコードがなかなか綺麗に鳴らない人
「色んな本やサイト、動画を見たんだけど、やっぱりFが綺麗に鳴らない…。左手のフォームのチェックは全部やってしまって、どうしていいのかわからない。何か良い方法はないですか?」
こういう疑問に答えます。
本記事の内容
- 【ギター初心者】Fコードを簡単に攻略する”最後の”方法
- 「右ひじグイっ」でFm、F7、Fm7も攻略!
- Fを鳴らすためのギターの状態【初心者セッティング】
この記事を書いている僕は、ギター(音楽)歴30年ほど。
レッスンでは現在約60名ほどの生徒さんを教えていますが、初心者の方も中級者の方も「バレーが苦手でFやFmが綺麗に鳴らない」という方が大変多いです。
先日こういうツイートをしました。
初心者の方でFコード綺麗に鳴らない事多いですよね🎸
— ゆき@ギターレッスンテキスト無料公開中🎸 (@manic_lab) May 21, 2019
キモは人差し指バレーですが、握力ではなく、親指関節を逆反りにして人差し指との間にヒネリのパワーを生み出すんですね。
でも、それでも足りない場合は「右ヒジも使って」ギターボディを少し手前に押し込みます。左と右、両方で力を分散します🙏
今回、この記事を書こうと思って、「Fコード 押さえ方」でGoogle検索していくつかのサイトを見てみました。
どのサイトもすごく丁寧に説明していたのですが、全部「左手をこうしたほうがいい」という記事ばかりでした。
僕の生徒さんの初心者の方の多くは
「左手、すごく頑張ってるんだけど…力が足りないのかなぁ。Fはギリ鳴ったとしてもFmの3弦が全く鳴りません」
という声がほとんどです。
今回のこの記事では、どこのサイトでも説明されていない
左手ばかりで頑張らないで、右腕も使いましょう!
ということを詳しく説明します。
今まで「まあなんとなく鳴ってるからいいかな。。。」とあきらめてた方や「Fは鳴るけどFm、F7、Fm7が鳴らない」という方も、ほんの少しの右腕のコツで鳴るようになります。
では実際に見ていきましょう♪
※この記事は5分ほどで読み終わります
もくじ
【ギター初心者】Fコードを簡単に攻略する”最後の”方法【アコギ弾き語り】
Fを鳴らすためのは、まずは当たり前ですが
左手、人差し指のバレーを攻略
これが一番大切なことです。
で、自分なりに色々やってみたけれど、とにかくキツい!鳴らない!握力持たない!
という方が多いと思います。
ならば、左手だけで頑張るのではなく
Fを押さえる力を、右ひじ、右胸にも分担させてしまおう
というのが今回のテーマです。
では具体的なやり方を見ていきましょう。
右ひじの使い方【まずは動画を見てください】
写真と文章では説明しづらいので、まずはこの動画を見てください。
どうでしょうか?
もはやこれが全てなのですが笑、伝われば嬉しいです。
文字で説明してみます
イメージとしては
左手と右わきで抱えたギターを、両腕を使って手前側に弓ぞりにする感じ
です。
とはいえ、そこまで手前に強く引くわけではありません。
動画でも言ってますが、強く引きすぎると、ギターが弓ぞりになり、コード自体をベンドさせることになり、音程が変わってしまいます。(ネックベンドという実際の奏法は一応あります)。
Fコードを押さえる瞬間に、ほんの少しだけ手前にグッと力を入れるんですね。
すると、右ひじ右胸にも押さえる力を分散できるので、左手の握力だけで押さえるよりずいぶん楽になります。
「右ひじグイっ」でFm、F7、Fm7も攻略!
Fは鳴るけど、Fmが鳴らない人が多い
初心者だけではなく、もう1年半くらい弾いている脱初心者レベルの方でも多いのが
Fは全然問題なく鳴るんだけど、Fm、F7、Fm7が鳴らない
という症状です。
なぜそんなことが起こるのかというと、Fを押さえている時の人差し指のバレーが完全ではなく甘い、のが原因です。
上図のようになってしまっていると、中薬小指を外したとき、人差し指バレーの音が鳴ってないのがバレてしまいます。
6弦2弦1弦をグッとバレーしようとして、人差し指を少し曲げてしまうのもあまり良くないですね。
初心者の間は「とにかくFだけが鳴れば良い」という考え方で、6弦2弦1弦のみバレーで鳴れば良いですよ〜、というのも、目先の目標としては決して間違いではありません。
でも、ギターを弾き始めて1年後には「Fm、F7、Fm7」というコードを弾く曲も必ずでてきます。
なのでなるべく早い段階で
完全に全部の弦がしっかり鳴る人差し指バレーの自分なりのフォーム
を作り上げておいたほうが良いです。
そして、そのためには
右手の力だけに頼らない、左腕でもバレーをカバーする方法
を覚えておくと良いですね。
Fm7を鳴らすのを目標にしよう
バレーがしっかり出来ているか、一番試されるのがFm7のコードフォームになります。
このFm7が鳴れば、あとの全てのバレーコードは鳴ります。
・人差し指を少し上下に動かしてみたり
・右ひじでの押さえ具合を変えてみたり
色々試してみると必ず鳴るポイントがあります。
それが
あなたの正しいバレーコードフォームです
ゆっくりと時間をかけて見つけましょう♪
Fを鳴らすためのギターの状態【初心者セッティング】
どうでしょうか?
色々やってみたけど、やはりすぐには鳴るようにならないですよね。完全にFやFm7を鳴らすためには時間がかかります。
そして、それを実際の曲中で、テンポどおりにコードチェンジしていくには更に時間がかかりますね。
少々裏ワザですが、鳴る、という感覚を掴むためにいくつか方法がありますので紹介します。
弦を極限まで細い弦にしてみる
・エレキギターなら、1弦が08というゲージから始まる弦にしてみる。
・アコギなら、同じくエレキギター用の08ゲージの弦を張ってみる
もちろん、音は良くないです。
でもまずは、この細い弦で「鳴る」という感覚を掴みましょう。
この08ゲージのエレキギター弦でバレーの押さえる人差し指の位置やポイントがつかめれば、通常の弦に戻してまた練習すればいいだけです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 練習用に使うのに最適なエレキギター弦のおすすめ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
弦高を極限まで下げてみる
・エレキギターならブリッジのコマ、ネックの反りを調整して弦高を下げる
・アコギならネックを逆反り気味に調整する、またはブリッジサドルかナットを削って弦高を下げる
エレキギターは簡単に弦高を下げる調整ができます
弦高が低すぎてベチベチしちゃうかもしれませんが、最初はそれで弾いてみましょう。
アコギの場合は少し慣れてないと調整が難しいかもしれません
まず、トラスロッドを締めて、ネックを少し逆反り気味にします。
これだけでも細かく調整すればかなり弦高を下げることができます。
僕は、ほぼ全ての初心者の生徒さんのギターはこの調整を最初にしています。
この調整をして、かつ、この記事の「右ひじでグイっ」をすることで100%みなさんFが鳴るようになります。
問い合わせをしてもらって、教室までギターを持って来てもらえるなら調整します♪
あとは、ブリッジサドルを削る、もしくはナットを削るですね。
これに関しては、自分では難しいのでリペアショップに相談になります。
まとめ
- 右も左も身体全部を使ってFを鳴らそう
- 音が鳴るということが全て!鳴ってしまえば、それがあなたにとって正しいフォーム
- ギター調整も含めて、一番楽に鳴らせる方法を探そう
ということで今回は以上となります。
あらゆる手段を使えば、意外とFコード攻略もできる感じがしますね。
こうしなきゃいけない、というのは昔から語り継がれてきた「正しいかもしれない方法論」でして、それがハマれば正しい場合もあります。
しかし、そのやり方ばかりにこだわらずに「いや、こうすればもっと簡単にできるんだけどな〜」というやり方があれば、どんどん試して良いのです。
そしてそれがあなたの個性、あなたのギターの奏法になっていきます♪