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ギタリストの腱鞘炎にはショックマスター治療が効くのか!?【経緯と現在の症状】

ギタリスト 腱鞘炎 ショックマスター

ギタリストのゆき かつや(@manic_lab)です。

ギター歴32年目。プロデビュー20年目。音楽を全力で愛して生きてます。レッスンでは現在約60名の生徒さんを指導中→詳しくはプロフへ

 

ギターを弾いてて腱鞘炎になったことありますか?

このページにたどり着いた方、皆さん経験ありますよね。

もしくは、今現在、腱鞘炎で苦しんでおられると思います。

 

僕は現在ギター講師として週5日、1日平均8時間レッスンをしてます。

そしてご多分にもれず、腱鞘炎を発症し、今現在治療中です。

ギタリストの腱鞘炎は職業病だ

と思ってまして、ハッキリ言うと諦めていました。

だって、日々これでもかと手を酷使をし、休める暇もない。

1ヶ月でもギターを弾かずに休むことができるなら治るかもしれませんが、そんな休みが取れるわけもなく。

 

しかし、ある日。。。

もうこりゃダメだ…しっかり治療して治そう!

と思い立ち、素晴らしい整骨院の先生とショックマスターという治療法に出会い

「これ、もしかしたら、治るんじゃないかな」

とほんのちょっと希望が出てきました。

 

ギタリストの腱鞘炎をショックマスターで治療していくとどうなるのか?

現在進行形での治療過程を書いていきたいと思います。

腱鞘炎に苦しんでおられる方、治療法を探している方の参考になれば幸いです。

僕のギタリストとしての腱鞘炎の症状

まずは、僕がどのように腱鞘炎を発症していったのか、その経緯を書いていきます。

右手親指付け根の違和感

僕が今現在のギター教室でレッスンを始めて2年ほど経った、2018年の冬あたりの話です。

これは同僚講師にも話をしたのではっきり覚えていますが

「なんか最近、右手の親指の付け根の関節がコリコリして違和感あるんだよね…」

その時点では、ギター演奏にはなんの支障もありませんでした。

が、ピックを持って、特にアコギのストロークプレイをしているときにその違和感を強く感じていました。

 

その頃のレッスン時間は平日で平均5時間、土日の2日間で18時間、という具合です。

まあ、疲れが溜まってんだろうな〜

今まで何のケアもしてこなかったから、手のマッサージとかしないといけないなぁ

なんて具合に、ちょっと気にはなっていたけど、そこまで重大なこととは思っていなかったですね。

なので、休みの日に映画を見ながら両手をコリコリほぐす、とか自己流でそんなことをしてました。

 

ピック弾きは右手が疲れる

結構重要な結論的なことを先に書いてしまうと

痛めるということは下手ということ

だと、今現在、僕は考えています。

フォームが悪い、無理なやり方でその演奏をしている

ということですね。

もちろん、正しくやっていても長期間長時間の手の酷使により痛めることはあります。

でも、それすらも

無駄な力が入っていて、自然に逆らった演奏をしているから

ではなかろうか、と考えています。

痛める、疲れる=ナチュラルではないんですね。

自然と、宇宙と一体化してないということです(はい、イキスギ)。

 

当時の僕は、指弾きにはかなりの自信を持っていました。

そして、左手の押弦に関しても、かなり脱力ができてたので、手首が痛くなったりすることはほとんどないです。

 

しかし、ピック弾き、特に単音のピッキングに関してはずっと試行錯誤しているところがありました(いや、現在もあります)。

もちろんプロとして最低限のレベル、技術や表現に関しては問題ないのですが

かなり上のレベルでそういう演奏を何時間も続けた場合

なんかうまくいかないなぁ、という感覚をずっと持っていたんですね。

 

簡単にいうと

うまくいかないなぁ、と探り探り演奏を続けている状態

=手に負担がかかる無理のある状態

なんだと思います。

ピックでゴリゴリのメタルな曲を弾いてると「右手がめっちゃ疲れる」という感じでしたね。

その状態を続ける=もうアウト

ですよね。

しかし、当時の僕はそんなことに考えが及ぶわけはなく、もちろん仕事なので、無理をしながら日々ピック弾きをしていたわけです。

当時の自分に言いたい。

・無理なフォームを続けると手を痛めるぞ

・しっかり手のケアをしながら日々弾いていけ

まあ、当たり前のことですけどね(苦笑)。

そんな当たり前のことすら、日々の仕事に追われおろそかにしつつ、半年ほどが経過していきます。

 

右手親指が曲げにくい

ある日、右手の親指が曲げにくいな、と気付きました。

グッと奥まで曲げることができない。

左手に比べると、明らかに曲げにくい。

まあ、日々酷使してるからなぁ

なんて、まだノンキしてましたね。

 

ギター弾きの方ならわかる話ですが

ギター演奏は右手の親指が曲げにくくても演奏には支障はない

のです。

右手親指は、深く曲がらなくても良い。

ギター演奏には「反ってる」方が良いのです。

 

しかし、これこそが最大の落とし穴。

演奏に支障がないからこそ、治療を後回しにし続けてしまったのです。

多分、右手の母指球に疲労が溜まってんだろうな

くらいに考えていたのです(そんなことで親指が曲がらなくなるわけないのに)。

まあ確かに、ピック弾きを何時間もした後の右手親指母指球の疲れはハンパなかったです。

揉んでおけばいいでしょ、と思ってました(体のケアもプロの内ですよ…)。

 

そして、ついにピックが持てなくなった…

2019年の10月頃のこと。

なんか最近、弾いてるとピックがめっちゃズレる

ということが多くなりました。

簡単なミドルテンポの8ビートストロークなんかは問題ないのですが、ちょっと速めの16ビートとか。

ブラッシングとか単音弾きとか色々織り交ぜた若干ハイレベルな弾き方とかやってると、ピックがズレる。

ん〜、何だろうな、、、

指が乾燥してんのか?(加齢のせい?)

最近初心者レッスンばかりだったから技術が落ちたのか?

多分、両方かな〜

指の乾燥と技術低下。

この2点だろうな、と思ったわけです。

 

当時の自分に言ってやりたい。

 

 

親指、曲がんね〜ままだろっ!

とね。

 

そこを置き去りにしたまま、ひたすら乾燥対策と技術レベルの向上と改善に日々時間を割いていました。

もちろん、そこで色々試行錯誤したことは全然無駄ではなく、むしろ、

出来ない生徒さんの感覚を知り、どうすれば解決できるのか

を結果として研究することになったわけですが、それはまた別の機会に書いていきたいと思います。

 

まあ、しかし、現在進行形ではありますが、それはそれはツラい日々でしたね。

 

指の乾燥対策をいくらやれども(滑り止めシールや松やになど買いまくりました)、、、

ピックの持ち方や手首の振り方、ピックの当て方をいくら研究、改善しても、、、

全く改善されないどころか

どんどんピックが滑りまくり、持てなくなる・・・

それでも日々やってくるレッスン生。

毎日、毎時間

ピックがうまく持てねぇ、ということを秒単位で認識させられ続ける日々

控えめにいっても、地獄、です。

もうホント、完全に指弾きの人になろうかな、とか思いましたね。

 

もちろん、僕の立場はかなり特殊だと思います。

普通なら、しばらくギター弾くのをやめて手を休めればいいわけですからね。

でも、仕事なのでそれができない状況。

休めば食えない、弾くしかない。

加齢による手の乾燥なら(今後も一生続くから)対処するしかなく

技術低下ならば努力するしかない

頭の中はそればっかりでした。

 

とはいえ、、、

手の不調は生徒にはバレることはありませんでした  *このブログでバレますw

もちろん生徒の大部分が初心者である、ということもありますが。

それくらいハイレベル(?)な、微妙な力加減とかタッチとかが出来ないという問題だったわけです。

 

具体的なギター演奏上の支障

さて、現在、腱鞘炎のせいで僕がギター演奏する上でどういう支障があるのか。

具体的に書いていこうと思います。

もし同じような症状の方がいれば参考にして下さい。

 

右手親指が奥までグッと曲がらない(痛みがある)

この症状が引き起こすのは、実は全く真逆の現象でして

右手親指を脱力した状態で反らせておく事ができない

のですよ。

何もせずにジッとピックを持っていても、ググッと親指を握り込んでしまう方向に力が入ってきてしまい、脱力してピックを持てないんですね。

となると、もはやピック弾きにおいては色んな障害が出てしまいます。

・サラサラとした速いストローク、カッティングがやりにくい

 

・単音弾きが安定して出来ない

 

・細かいピックコントロール全般がうまく出来ない

というのが一番厄介な症状ですね。

ホント早く治したいです。。。

 

このことから言えるのは

繊細なピックコントロールのためには親指の力加減が非常に重要(というかそれが全て)

という事なんですね。

実は最初に行った”超有名S整形外科”の話【音楽家外来】

腱鞘炎で悩んでる音楽家の方なら一度は調べた事があるであろう、都内にある”S整形外科”のことも書いておこうと思います。

まずはこの”S整形外科”に行ってみました

「音楽家 腱鞘炎」でググるとトップに出てくる整形外科が都内にあります。

まあとにかく繊細な音楽家の指を専門に診ているらしく、これはもう迷わず行くべきだと最初に行くことにしました。

電話をして初診であることを告げると、予約等は必要なくそのまま来れば良いとのことでした。

診断はズバリ「腱鞘炎」

着いて受付をすると、15分もしないうちに呼ばれました(早い)。

先生の問診と触診が1、2分ほど、「ではレントゲンを撮りましょう」と。

レントゲンで骨に異常がないことがわかると、次は超音波による筋肉と腱の検査。

ということで、診断はズバリ「腱鞘炎」でした。

「これ以上酷くなると半年以上は掛かっちゃうね〜

では、リハビリをしていきましょうね」

と笑顔で言われ、隣のリハビリルームへ案内されました。

具体的な治療としては「パラフィン治療」のみ

リハビリルームでは、溶かしたロウに手をつけて何層にもして、患部を温める「パラフィン」という治療(?)をやりました。

時間としては20分ほど。

「これは毎日来て頂いてもいいですからね〜。はい、今日は終わりです」

ということで、初回の全ては終わりました。

飲む痛み止め薬、胃薬、ロキソニンテープを処方されて帰途に着きました。

過度に期待し過ぎました…(超個人的な感想です)

この”S整形外科”の治療のモットーは「練習を休まずに治療する」なんですよ。

つまり、かなりの時間をかけて最善のリハビリを続けていく、という治療なんですね。

もちろん、丁寧に調べて頂いて、その結果からのパラフィン治療というリハビリ療法だったわけですが、、

現在の僕の自宅から毎週2回(休日に)全行程5時間かけて、半年通院できるか?ということを考えると、言い方は悪いですが

コスパ悪過ぎ

と判断せざるを得なかったわけです。

もちろん、そんな音楽家専門の整形外科という看板を掲げているわけですから、何か画期的な治療をしてくれるんじゃないかと過度な期待をしてしまった部分もあります(大いにある)。

逆を言えば、楽器練習を続けながらでもできる「ゆるやかな治療」が売り、とも言えるわけです。

そんなわけで、諸々判断した結果

出来るだけ近所でしっかり通える整骨院を探そう

と思ったわけです。

ショックマスターを導入している整骨院が近所にあった!

というか、色々調べたら「口コミが超良さげな整骨院があり、そこではショックマスターという施術が導入されていた」ということですね。

現在(2020.7月)

・週2回の電気+10分マッサージ

・週1回のショックマスター施術

を受けています。

 

はい、ということで、、、

このまま治療経過を書いていこうと思ったのですが、あまりにも長くなってしまったので、ショックマスターによる治療経過に関してはこの下に貼っております別記事に書いていこうと思います!

現在進行形で書いてますので、ショックマスターによる腱鞘炎治療に興味のある方は是非ご覧ください!

 

【実体験】ギタリストの腱鞘炎にはショックマスターは効くのか!?【現在治療中*リアルタイム更新】

ギタリスト 腱鞘炎 ショックマスター【実体験】ギタリストの腱鞘炎にはショックマスターは効くのか!?【1回目〜5回目】